インプラントの為の補綴治療

インプラントの為の補綴治療

  • 診断用ワックスアップとは
  • プロビジョナル(仮歯)について
  • ルーペ&マイクロスコープで最先端の歯科医療

診断用ワックスアップとは

 

こんな歯が入っています。色、形、適合などよくありません。
このまま型を採ってきれいに仕上がるでしょうか?
左右の高さが合ってなく、歯の先端や歯肉の位置は、左右対称ではありません。
歯は前に傾いています。

 

 

 

上下で型取りを行い、咬合器にCRマウント(装着)します。
今のかみ合わせに関係のない、顎関節・筋肉によって決まる位置(中心位)です。
咬み合わせはおかしく、全体の高さが低いので、1mmかみ合わせを挙げています。
それから、最終的に作りたい形態を作ってみます。

 

 

 

実際にワックスで作製してみると、左右のバランスが取れるところと、取れないところが明瞭になってきます。右側の咬み合わせの面はまっすぐなのに、左側の咬み合わせの面は凹になっています。
左右対称にするには、左下の歯を削って短くしなくてはなりません。
つまり、上だけでは治療にならないことがわかります。
そして、修正されたワックスアップを基に、仮歯(プロビジョナル)を作製していきます。

診断用ワックスアップ  1歯に付き¥6,000(税別)
仮歯(プロビジョナル) 1歯に付き¥6,000(税別)

 

 

プロビジョナル(仮歯)について

Qなぜ仮歯が必要なの?

*最終補綴物(かぶせもの、さし歯)が入る前に、お口の中を最適の状態に整える為に必要です。

 

当医院では、一度入れた歯は永く永く使って頂きたいと願っています。 そしてその為には、お口の中の環境を良い状態に整えてから 補綴物を入れる、という手順が必要不可欠です。

 

仮歯を入れることにより、噛合わせ、違和感、隣の歯との調和等、様々な事がシュミレーションできるのです。

 

もし、長年にわたって、ずれた噛み合わせをしている部分があるとしたら、仮歯を入れ正しい噛み合わせをつくり、調整し、患者さんにも慣れていただいてから、最終補綴物を入れる、これが当医院の治療のやり方なのです。

 

歯の為だけではありません。
一見まどろっこしく思えるこのやり方は、歯ぐきの為にも、かなりの威力を発揮します。歯ぐきのラインに沿った精密な仮歯を入れれば、それまでハブラシやフロスが通らなかった部分も清掃できます。清掃性が高くなれば、必ず歯ぐきの状態は良くなります。合わない仮歯が歯ぐきを腫らせてしまうこともあるのです。

キュッと締まった歯ぐきになってから最終補綴物を入れる…それがとても大切なのです。

 

 

Q仮歯を永く使うことはできないの?

*ごめんなさい、それはできません。

 

当医院の仮歯は、専属の技工士が、まるで本物をつくるような手間と時間をかけて作製しています。ですが、素材はあくまでアクリリックレジン(プラスチック)なのです。

何十キロという噛む力にはたえられませんし、精密度は本物に比べ格段に劣ります。 治療期間が長くなる患者さんには、度々噛み合わせの調整をし、厳しいチェックを入れながら使用していただいています。

また、仮歯は取り外すことを想定したセメントで接着しています。時々取れたりしてご迷惑をお掛けしますがどうかご了承下さい。いつでもお付けしますので、どうぞおいで下さい。

当医院では、仮歯をとても大切な物として位置づけています。

*わからない事などございましたら、遠慮なくお尋ねください。

 

 

 

ルーペ&マイクロスコープで 最先端の歯科医療

歯科診療はミクロの世界を扱う繊細な作業の連続です。
この細かい作業は今まで肉眼で、時には手探りで行われていたため、その精度には限界がありました。
当院では、脳外科手術などで使用されている拡大鏡(ルーペ)や実体顕微鏡(マイクロスコープ)を用いて、ミクロの世界を拡大下で処置することにより、精度の高い歯科医療を皆様に提供します。

 

 

そのため、肉眼では捉えにくい部位を正確に確認、把握できることが侵襲を低く押さえ、精度の高い治療が再治療の発生率を低くします。

 

人間は裸眼での二点識別閾は、0.2mm程度と言われています。

歯科治療において、たとえばクラウンの適合性は数十um程度であれば良好とされているが、このレベルは0.2mmをはるかに下回ることになります。また、歯肉を剥離して直視下で歯根を観察した場合、根面にスケーラー等でできた傷なども裸眼では見逃されることになってしまい、滑沢な根面を得ることができなくなる可能性も否定できない。

すなわち、裸眼による治療では、術野に何が見えているかを十分に把握しうるものではなく、おのずとその限界があります。

 

拡大率に関しては、必ずしも高倍率を使用すればそれでよいというものではなく、診査、術式などにより、臨床的に有効な倍率は異なるものと考えられます。たとえば、診査(クラウンマージンの適合性、根の破折、副根管の探知など)やマージンフィニッシュなどでは10~20倍程度、圧排やグロスプレパレーションでは3~10倍前後といったように、各臨床ステップで有効な倍率がことなるものと考えられています。そのため、1つの倍率のルーペのみでは、その対応におのずと限界が生じるのです。

 

1950年代に耳鼻咽喉科で始まった顕微鏡下での微少組織に対する治療は従来直視下で行われてきた分野において革命的に治療の質を高めるのに貢献してきました。

使われる目的は多岐に渡っており、生死を分けるような脳外科手術から失明防止などの疾患による人体機能停止を防ぐ手術、整形、形成分野での機能や形態修復を目的とした手術、聴力、視力の改善といったよりQOLの向上のための手術等、医学での微少組織への顕微鏡手術は当然のこととして実施されています。

歯科における顕微鏡治療は、国内においては1990年代後半より次第に実施されつつあります。これは、1990年初頭よりアメリカの歯内治療の卒後研修では顕微鏡治療が必修科目となり、一般歯科医においても顕微鏡治療のメリットが認める所となったことが背景にあります。 医学での歴史を見れば分かる通り、今後治療の質向上とそれに伴う患者サービス、他医療施設との差別化を考えれば一般歯科医への普及は目前まで迫っているといえます。

 

 

顕微鏡治療のメリット(手探りの治療から観る治療へ)

明るい照明下で拡大して治療が行えることが第一に挙げられます。

額帯式ルーペという手もありますが、術者の頭の移動と同時に観察野が移動してしまう点や倍率が固定で充分な作動空間が得られないという点がデメリットです。根管治療では、肉眼では捉えきれなかった第3、第4の根管やlsthmusの発見が治療成績の向上をもたらし、術後感染が著しく低下し患者からの高い信頼を得ることが出来ます。

また、穿孔部の閉塞は顕微鏡によりかなり深部まで確認することが出来るので非外科的な治療が可能となります。根管内器具破折では充分な明るい視野を確保することにより歯質の除去を最小限にとどめて正確に処置することが出来るようになります。

手術においては、拡大することにより切開面積を最小限にとどめて感染や術後の痛みといったリスクを最小限に押さえます。

補綴では、マイクロメーターのオーダーで精巧に造られたクラウンやブリッチのフィッティングに威力を発揮します。その他、歯周病治療ではポケット測定や歯石の発見、確認を最大視野で行えることが治療成績の向上をもたらします。

 

ルーペと違い、顕微鏡には付属品が付くというメリットもあります。 写真機やビデオを取り付けることにより患者への説明がビジュアル化でき、インフォームドコンセントに役立ちます。

 

治療効果を向上させるマイクロスコープの活用法

1、歯内療法への応用
2、歯周治療への応用
3、補綴治療への応用
4、インプラントへの応用
5、保存修復治療への応用
6、矯正治療への応用
7.診査、診断での応用

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